人と比べて、嫉妬してしまった。
その瞬間、嫉妬している自分を「いやだな」と思った経験は、ありませんか。
私は、何度もあります。
嫉妬してしまう自分を、責めていた日々
50代になっても、私は人と比べる癖を手放せませんでした。
SNSで同世代の人が輝いて見えるたびに、心がざわつきました。あの人の方が成功している。あの人の方が若く見える。あの人の人生の方が、自分よりずっと豊かに見える。
そして、そんなふうに思ってしまう自分を、激しく責めていました。
「人と比べるなんて、人間として小さい」
「嫉妬するなんて、みっともない」
その自己嫌悪が、さらに私を疲れさせていました。

嫉妬は、本音のサインだった
けれど、ある日気づいたのです。
嫉妬している瞬間、本当の自分の願いが、こっそり顔を出している。
「あの人みたいに成功したい」と思った瞬間——
私は、本当は成功したかったのです。
「あの人みたいに若く見られたい」と思った瞬間——
私は、本当はもっと自分を大切にしたかったのです。
嫉妬は、ずっと心の奥に閉じ込めていた本音の、サインだったのです。

嫉妬は、責めるものではなく、気づきのチャンス
それからは、嫉妬を「悪いもの」と決めつけるのをやめました。
嫉妬している自分に気づいたら、そっと自分に問いかけるようにしています。
「私は本当は、どうなりたいのか?」
ここで大切なのは、その答えをすぐに求めなくていい、ということです。
問いを立てるだけで、心は動き始めます。気づいただけで、内面はもう変わり始めています。

人と比べる時間を、自分と向き合う時間に変える
人と比べている時間は、本当はとても貴重な時間です。
なぜなら、その瞬間、心が動いているから。何かに反応している証拠だから。
その動きを「嫌な感情」として封じ込めるのではなく、「私の本音を知るためのきっかけ」として受け取ってみてください。
SNSをそっと閉じて、ノートを開く。
「私は何に嫉妬したんだろう」
「私は本当は、どうしたいのだろう」
その問いを、書いてみるだけでいい。
答えが出なくても大丈夫です。問いと向き合った時間そのものが、あなたを内側から変えていきます。

小さな積み重ねが、人生を変えていく
嫉妬を、自分を責める材料にするのか。
それとも、自分の本音を知る扉にするのか。
それは、これからのあなたの選択です。
大きな変化は、すぐには起こりません。
けれど、「あ、また嫉妬した。私は本当は何が欲しいんだろう」と問いかけるたびに、あなたの内面は静かに変わっていきます。
その小さな積み重ねが、いつかあなたの人生を、静かに変えていきます、きっと。
🌙月城凛音



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